前回の記事では積極的に読ませたい本のマイルールを紹介しましたが、逆にこういう本は読ませたくないなーという気持ちも湧いてくる絵本もありました。完全に個人的な自己検閲なのですが汗
ジェンダーバイアスがキツい絵本
ジェンダーに限らずなるべくバイアスの少ない見方ができるようになっておいたほうが本当の事が見えやすいと思うので、子供のうちからジェンダーバイアスを植え付けるような本は嫌だなぁと思います。特に母親、父親の役割が固定化されている絵本は多いですね。全部排除すると読める本が相当少なくなってしまうのである程度になってしまいますが。。
その代わり、前回記事で紹介したような多様性を紹介するような本を積極的に読んでバランスを取っています。
恐怖心を植え付ける絵本
おばけが来るから寝ないとだめだよ的な絵本とかは嫌ですね。。恐怖で子供をコントロールするのはNGと言われてる中、絵本でそれやる?!と思います汗
大人向けの絵本
お洒落でアート的な絵本なんだけど、子供が読んで面白いのかな?みたいな本もたまにあり。
犯罪や暴力がエンターテイメントになっている絵本
これは少数派の感じ方かもしれないのですが、個人的にミッション・インポッシブルとかオーシャンズ11等の映画が苦手で。主人公サイドが平気で殺人や窃盗をしてそれに対して何の屈託も無いというのが受け付けないです汗(タランティーノ作品とか、アウトレイジとかのバイオレンス映画は全然好きなのですが!)暴力が漂白されて正義かのように振る舞っている作品は違和感を感じます。
パンどろぼうという絵本が流行っているらしいのですがそれと同じ理由であまり読ませたくないなぁと思います。アンパンマンも暴力的な気がします。。子供は見まくってますが!
《絵本選びについてまとめ》
ブックガイドを読んだり実際に色々な絵本を読んだりする中で、何を読ませたい、読ませたくないという思いが出てくると、親の人間としての価値観も炙り出されて面白いですね。絵本を読むというのは別世界に没入する行為なのかなーと感じるので、子供の世界観に与える影響大きそうだなと思います。
ただ、絵本は「親がこれを読ませたい」というだけでなく「子供がこれを読みたい」というのの兼ね合いなので、親の世界観と子供の世界観が引っ張り合いが如実に現れる遊びだなぁとも思いました。
逆に言うと子どもの世界観をある程度親が指定する行為なので、意外と責任重大な行為なのかも。。と少しばかりの畏怖も感じたり。
でも、いちばん大事なのは読書習慣がつくことだと思うので、親の意向よりは子供の「読みたい!」を優先してあげるほうが良いのかなと思っています。
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