東京衛生病院の無痛分娩を選んだ理由

先日、コロナ禍の東京衛生病院で無痛分娩しました!
備忘録がてら、振り返ってまとめていきます。
病院選びのポイントについて
2ch(今は5chっていうんですかね)の無痛分娩スレッドの過去ログや、無痛分娩に関するブログなどを読み漁り、以下のポイントで東京衛生病院を選びました。
完全無痛分娩(計画分娩前のバルーン処置から麻酔)
計画分娩の場合、子宮口を広げるためにミニメトロというバルーンやラミナリアという海藻を使った処置をすることが多いです(入院時点で子宮口の開きが十分でない場合)。
この処置がかなり痛いらしく、麻酔をしないで処置する病院も結構あるみたいです。
せっかく無痛分娩なのにこの痛みは取り除かないっていうのも怖いので、この処置から麻酔してくれるところにしたいと思いました。回避できる痛みは回避したいですよね。
24時間365日対応
計画分娩のみ無痛対応としている産院はそこそこありますが、24h対応している病院となるとかなり限られてきます。
計画分娩予定でも、計画日前に陣痛・破水することは普通にあります。私も計画分娩日に産むつもりでいたら破水して驚愕しました。
(余談ですが、卵膜の上の方が破れる高位破水は少量のため、おしるし・尿漏れと見分けが付きづらいことがあるので、ちょろっとでも何か出た感覚があれば迷わず産院に連絡を!私もおしるしかと思ったけど、そういえば何かちょろっと出た感覚あったし。。くらいで診察してもらったら見事に破水でした)
早目の週数で計画予定にすればリスク減らせるのかもしれませんが、、米国では最近、真の正産期は39w〜とされたようで、日本の定義の正産期と2wのズレがあります。37wとかで計画分娩にするのも少し心配なのかな〜と思いました。
なので結論的には、24時間365日対応している病院選ぶのはマストで、39w前半に計画分娩とするのが良さげかなと。
(40w入っちゃうと自然に陣痛起こってしまうリスクも高まるので。そもそも40w台で計画無痛してくれるところあるのかな?)
計画分娩可
計画分娩と自然な陣痛を待つ出産では一長一短あるらしいのですが、私は計画分娩にしたいと思いました。
計画分娩のメリット
・陣痛の痛みを最小限に抑えることができる
自然に陣痛始まって進みが早いと、病院に到着するまで結構な痛さの陣痛に耐えてから麻酔を入れるはめになることもあるそうで。。(病院までの距離等にもよりますが)
また、外出先などでいつ陣痛や破水起きるかとハラハラしながら正産期の数週間過ごすよりは精神的にも安心。
・スケジュールが立てやすい
夫の出産立会や退院、育休などのスケジュールを立てやすい。上のお子さんがいる場合もお世話の手配などの都合でメリットあるかと思います。
(私の場合は結局、計画分娩日前に破水してしまったので、夫の育休開始日が若干前倒しになりました。。仕事の調整つけてくれた夫と職場の皆様に感謝です)
・子供の誕生日がある程度選べる
他の記事でも書きますが、産休・育休開始日を月の末日に持ってくると社会保険料なしでフルに近い月給が貰えるのでお得です。逆算して計画分娩日を決めてもいいと思います。
(ただ、会社によっては計画分娩日ではなく本来の出産予定日から起算して産休取得日計算するところもあるらしい?ので、要確認)
また、誕生日の日付にこだわりある場合なども。
順調にいけば誕生日を0日目として5日目が退院日となるため、逆算して家族のお迎えがしやすい日を相談してもいいかも。事前に家族に大まかなスケジュール確認し、初診の計画分娩日決定日に先生・看護師さんと調整すればよいかと思います。
計画分娩のデメリット
↑の動画によると、陣痛促進剤を打って人工的に陣痛を起こさせる(アクセル)&麻酔により陣痛の進みが遅くなる(ブレーキ)が両方かかる状態になるため、お産が長引くことがあるとのこと。
でも、東京衛生病院の助産師さんとの面談で質問したところ、翌日まで持ち越して長引いてしまうのは3割程度というお話でした。。だったらあまり心配しなくても大丈夫かな?
 
私はNICUのある成育医療センターと迷ったのですが、以下のブログ記事によると、成育医療センターは基本的に自然な陣痛を待ってからの出産となるようです。
どの産院選ぶにしても、24h対応か、計画分娩の可否はチェックしておいた方が宜しいかと。
母子別室
産後の産褥期と呼ばれる期間(産後6週間)は骨盤底筋群の回復等のため、できるだけ横になって過ごす(長時間座るのもNG!)のが基本です。
産後1週間のダメージが大きい時期は特に、なるべく安静にして過ごした方がいいと思います。母子同室だと必然的に子供の世話をお母さんがするってことになりますよね?体験してない自分ですら大変そうだなと感じたので、絶対に母子別室がいいなと思いました。

私は母子別室でもかなり体つらかったです。
日中3時間ごとに授乳のため歩いて新生児室に行く必要があるため。そもそも横になってるだけで後陣痛が辛くて最初の2日くらいは授乳もほぼ休んでベッドで寝てました。。

(それも優しく許してくれるのが東京衛生病院のいいところ!看護師さんも助産師さんも皆さん優しかったです。)
【追記】出産前は無痛分娩や出産自体に関しては結構調べていたのですが、母乳育児に関しては意識が薄く「まぁ母乳でもミルクでもどっちでもいいかな」くらいの意識でいました。が、産後退院してから色々と本を読んで母乳の重要性を知り、母子同室にして頻回授乳して母乳を軌道に乗せれば良かったかなぁ。。と思いました。
クリニックではなく大きい病院であること
もし事情があって担当医が不在の場合でも代わりの医師が多くいるので安心かな?と考えました。
特にコロナ禍なので、担当医が感染した場合などのリスクもあるかなと。。
費用が他の産院に比べると比較的安い
同じく24h対応の完全無痛分娩の産院は、東京マザーズなど、分娩費用だけで100万円超の所がザラです(検診費用も高いらしい)。
東京衛生病院は分娩費用は80万円ちょっと(大部屋の場合)なのでそれらに比べると比較的安いです。
検診費用はブログなど読んだところによると全部で約10万円くらい?高いか安いかは不明ですが、血液検査なども適宜やってくれてしっかり見てくれてる感じもあり、安心できました。
設備などはセレブ産院っぽくはありませんがボロい感じもなく、清潔な普通の病院という感じです。安全に産むことが第一優先なので、私はこれで必要十分でした。

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