東京衛生病院での出産レポ①計画分娩日前におしるし?破水?からのスピード出産

私の場合は、計画分娩日前に破水してしまいました。
経験踏まえて私がお伝えしたいアドバイスは、
①陣痛も破水も自分の想像通りのものとは限らない。少しでも「ん?」と思ったら病院に電話して相談して!正常化バイアスは怖い。。
(私の場合は何分感覚等の波がある陣痛ではなく、生理痛みたいな感じでジワジワずーっと痛かったです。破水も高位破水といって子宮の上の方での破水だったので量も少なく。。)
計画分娩日前に破水しても、早めに病院に連絡すれば本格的な陣痛来る前に産める可能性大!
②すぐに入院準備できるように、入院バッグの準備は途中までしておいて!歯ブラシ等、入院間際に詰めるものがあればそのリスト化もお忘れなく。
③出産がゴールと思いがちだけど、産後の育児(特に母乳について)についてもサラッと情報入れておくといいかもです。
個人的には母乳の他に向き癖についても気を付けておいた方が良いかと思います(生後3ヶ月の今、頭のかたちで悩み中です。。)。

人それぞれかと思うのですが、私が破水した日の流れを紹介します。
メモベースで走り書きかつ長いですがご容赦。。

病院に連絡する前の状況
11:00 妊婦健診 既に3センチほど子宮口開いてるとのこと
NST よく動いてる乳首マッサージは不要、週明けの美容院予約は行ってもいいが、サラッと行って帰ってくるようにとのこと
会計でこれまで後払いにしてたぶんの領収書をまとめて発行してもらう 今日は先払いにしておいた
退院時に備えて、帰りに総合受付近くのタクシー呼び出し専用の電話の場所を確認して帰る
13:00 電車の中でやたら赤ちゃんの胎動が多い気がした
14:00 自宅最寄駅着、スーパーで野菜買ったり、図書館で本借りたり
コンビニでシュークリーム購入
15:00 帰宅 シュークリームと麦茶をいただく
生理痛の弱いやつみたいな感じでお腹が痛くなってきた
ソファに横になる
ずっと横になってても痛みが引かないので、少しおかしいなという感じ→既に陣痛始まってたみたい
何かちょろっとしたものが出た感覚があり、でもお腹痛いのでしばらく横になっている
お昼食べてないので牡蠣のトマトパスタを作ろうと思いフライパンでソースを作成
 
15:30 煮詰めている間にトイレに行ったらパンツが赤いおしるし的なもので汚れていた。おしるしのみだと思ってたのでウォシュレット使用。(実は破水もしてたみたい)
引き続きお腹痛いので寝室で横になりつつ、ネットで調べたらおしるしから1日〜2日で陣痛くるとのこと
病院の冊子を見たところ、おしるしだけだったら自宅待機とのこと。
 
15:40-16:00 妹・母とラインで一連の流れを連絡。夫にも。夫は今日は早目に帰宅するとのこと
 
16:00 何か水っぽい気もしないでもないということに気付いたので、川上未映子の「きみは赤ちゃん」に似たような展開あったなと思いKindleで「おしるし」で単語サーチ。赤っぽい水が出てきて、おしるしだけかと思ったけど病院に電話したら念の為診察→破水だったとのこと。(その後分かるがまさに同じ展開であった)
余談ですが「きみは赤ちゃん」、川上未映子氏が無痛分娩や出生前診断する過程などが描かれており、めっちゃシンクロする~って感じでした。無痛分娩を考えている人は是非ご一読あれ☆

病院に連絡~荷造り、タクシーで出発
16:20 迷ったが、少し心配な気もしたので念の為東京衛生病院の分娩室に電話。「話を聞く限りそんなに急ぐ状況でもない気がしますが、心配ですよね?産科はもう閉まってるので、総合受付の方に来てもらって外来扱いにするので、入院バッグ持って診察にいらしてください」とのこと。電車で行っていいか聞くと、「もし本当に破水だったら電車とか乗れないので、タクシーとかで来て下さい、バスタオルとか敷いて」とのこと。
この念の為の来院が本当に功を奏したことがその後わかる
 
16:30入院バッグに残りの荷物を詰める

 

16:40まだおしるしかな?と半信半疑レベルの状態だったため、迷ったが陣痛タクシーではなく普通のタクシーで家の前までアプリで配車してもらった。走ってる途中でバスタオル敷き忘れたことに気付きシートベルト外してバスタオル敷いた。
15時頃からずっとお腹痛い。タクシーの中だと座ってるのみなので余計痛みが気になる そして、タクシー乗ってる間中、胎動が無いように感じられて余計心配。病院向かってよかったと本当に思った。
病院に到着~分娩準備室へ
17:20 東京衛生病院着 バスタオルには破水などなにもついていなかったようで一安心。
総合受付に行き産科に連絡した者の旨話すと、何と車椅子で分娩室まで送ってもらった

17:30 ナプキンに出たものをリトマス試験紙的なもので検査したところ、破水ですねと言われ驚愕。まだ半分信じられないでいる。呆然として椅子にも座らず立ち尽くす

17:40 尿検査の後、産褥パッドを当てた上に紙のパンツみたいなショーツを履き、白い分娩着?に着替える

17:50 PCR検査のため唾液を採取

18:00 内診してもらい子宮口6-7センチになってるとのこと。「そりゃ痛いはずです」とのこと。

だんだん陣痛っぽい波のある痛みが出てくる。生理痛の強いバージョンみたいな感じ。早く麻酔入れてほしいとお願いする。ここが陣痛のピーク。
硬膜外麻酔~子宮口全開
18:20 H先生登場、背中に硬膜外麻酔の針を入れてもらう。

 

針はまあ少し痛いけど全然耐えられる範囲
陣痛でお腹痛い

18:40 助産師さんに麻酔の液を持ってきてもらって麻酔開始 15分くらいで効いてくるとのこと

19:00 痛さかなり緩和された気がする 本当にこのタイミングでタクシーで病院来てよかった。少し遅れてたらもっと長い間痛みに苦悶していたことだろう。

この後痛みはマジで全く無し!(産後に後陣痛あるがそれはまた別の話。。)

 

19:20 内診してもらったところ、卵膜がしっかりあるので高位破水ではとのこと。今日中には産まれないのではないかとのこと。夜通し麻酔コースになる様子。

19:40 PCRの検索結果陰性とのこと

20:00 夫に忘れ物(室内履き用のサンダル)持ってきてもらう 励ましの手紙が付いてて感動。

21:00 導尿カテーテル、内診7-8センチ開いてる模様
麻酔ききすぎてるようなので左脚が全然うごかない、麻酔10mlから少し量減らしてもらう 痺れ感少し弱まる

21:03 水がドバっと出た感覚あり。ナースコールしたところ、卵膜が自然に破れたとのこと。内診してもらい子宮口9センチ。でも今日中には産まれないだろうとのこと。この進捗状況から朝方に産まれるのは普通にあることらしい。麻酔入れてる間は1時間おきに助産師さんモニター見に来てくれるとのこと。ありがたい。。
体を下にしている側に麻酔が回りやすいようなので、右側を下にするようにと指導あり
ちなみに仰向けだと麻酔の副作用で気持ち悪くなるケースがあるらしい

21:50 何か頭っぽいようなの出てきた感じがしてビビってナースコール。見てもらったところ血の塊とのことで安心。

22:40 痛み強くなる。麻酔追加。ナプキン変えてもらう。ナプキンの色からして、羊水の中に胎便が混ざってる様子とのこと。自宅でお腹痛いときに赤ちゃん苦しくなりいきんで便が出たのかもとのこと(羊水混濁)。
ただ、今の心拍の様子からすると赤ちゃんは元気とのこと。
できる限り自然に分娩したいが、赤ちゃんが元気でなくなってきたら吸引分娩なども有り得るとのこと。
お産は進んでいる様子で、もしかしたら今日中に産まれちゃうかも、と助産師さんポツリと仰っていた

23:00 子宮口全開、髪の毛見えてるとのこと。もうすぐ産まれるかも?もう少ししたら分娩室入れるかもとのこと。
分娩準備室から分娩室へ移動~誕生
23:50  モニターの様子みるとやっぱりまだ時間かかりそうとのこと。朝までかかる可能性も全然あると。。

 

24:10 モニターの監視によると赤ちゃん苦しそうなので分娩室に行く。
苦しんでる状況によっては早目にお産を終わらせるが、できるかぎり自然に。
吸引分娩はしなくてすむかも
呼吸法やいきみ方など指導してもらい、3回の陣痛の波の中でいきみ出産「そう!その方向」など励ましてもらい、ありがたかつた。

24時過ぎ 誕生 当直の先生が取り上げてくれて、目の前に血まみれの赤ちゃんが現れた。「ドラマみたい」「本当に体の中に人間入ってたんだな〜」「産声が、ドラクエ5のオープニングで聞いたのと同じだな〜」と思った。総合的な感想として「なんかすごい」を連呼していた笑
羊水混濁していたらしく、胎便を吸い込んで苦しかったようだ。苦しい中産まれてきてくれて赤ちゃんに感謝
胎便を吸い取る処置をしてもらっていた。
赤ちゃん2700gと小さめだったせいか、会陰の傷も小さかった様子、切開無し(でも縫い跡は痛かった)
今思えば、初乳とか飲ませてあげればよかったな。

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